【デュエプレ】エターナルガードDP殿堂問題【殿堂・ナーフ情報まとめ】
【お知らせ】
— デュエル・マスターズ プレイス【公式】 (@dmps_info) 2021年8月24日
8月26日(木)のメンテナンスにおいて、DP殿堂の施行・一部カードの能力変更及び、一部カード分解時のDMポイントを一定期間変更いたします。
詳しくは公式サイトをご確認ください。https://t.co/vZ7m0ZyYXK
今後とも「DUEL MASTERS PLAY’S」をよろしくお願いいたします。#デュエプレ pic.twitter.com/fYTiNyYJ2H
21/08/24に公式から発表があり、新弾の実装にあわせて既存のカードに種族が追加される調整や能力の修正がありました。
さらにDP殿堂の発表もされたのですが、個人的に思うことがあったので情報をまとめるとともに書いていきます。
種族追加
新種族であるサムライとナイトが既存のクリーチャーに追加されました。
特にサムライが多く、今まで使用率の低かったカードに光が当たるかもしれません。
能力調整
今回調整が入ったのは龍仙ロマネスク。ターン終了時マナをランダムで減らす効果が、ある程度融通の利くようになりました。
10弾では墓地のカードを使うロマノフやインフェルノサインが実装されるため、一緒に使いやすくなった感じです。
大きな上方修正というわけではないと思いますが、個人的にはいい調整だと思います。
エターナルガード殿堂問題
今回発表されたのは
ビートダウンデッキだと、自分の軽量クリーチャーをシールドに埋められながら相手は手札を1枚ドローする少々理不尽に感じるほどの強カードになっています。
9.5弾環境では強力な除去札としてはもちろん、破壊されても手札に戻る烈流神に対する有効なメタカードとして採用されていました。
調整を行うこと自体に問題はない
エターナルガードは4マナでクリーチャーを1体除去しながら、場合によっては1ドローまでついてくる破格の呪文です。
他の除去カードと比較しても強力なエターナルガードに調整が入るのは別に不満もなく納得できますが、結果がDP殿堂である点とそこに至った経緯には疑問が残ります。
何が問題だったのか。自分の考えを以下にまとめていきます。
問題点
不明瞭な判断基準
今回DP殿堂に至ったのは使用率が高いからとのこと。ランクマッチの流動性を懸念しての調整は過去にもあり、理由としてはおかしくありません。
注目してほしいのはデータとして提示されている数値です。勝率はAD・ND環境共に50%を切っており、過去に調整を受けたカードをみても殿堂措置に踏み切るには早いと感じました。
また使用率に関して、確かに9.5弾環境のコントロールデッキにおけるエターナルガードの採用率は高いかもしれませんが、エターナルガード以上に多くのデッキで使われているカードがある以上、やはり殿堂措置に至るほどの理由になるとは思えません。
全体的に公式から提示された内容でエターナルガードが殿堂入りする必要のあるカードであるというのは少々無理がある気がします。
安易なDP殿堂
デュエプレがデジタルカードゲームである利点として、紙のTCGとは違いカードの能力を直接変更できる点があります。現に今までもいくつかのカードの能力が修正されてきました。
今回のエターナルガードに関しても、ドローできる効果の削除やコストの増加等、1枚制限にする前にできる調整はあったのではないかと思います。
規制は1枚だけでよかったのか
現状環境で使われている強力なカードの1つに烈流神があります。
ゴッドカードの中でも軽いコストで使いやすく、ゴッドリンク後はブロックされない2打点としてビートダウンデッキで活躍しています。
問題となるのは3マナで出てくるウンギョウ、そしてリンク後の烈流神が持つ破壊時に手札へ戻る効果。ただの破壊除去では効果が薄く、7マナあれば即リンクして攻撃してくるため、墓地以外の場所に送るタイプの除去が必要になります。
コストの軽いメタカードであるエターナルガードに使用制限がかかったことで、烈流神を止める術がないと懸念する声も少なくないのではないでしょうか。
マドウ・スクラムや氷結ハンマーのようにマナ送りタイプの除去はあれど、場合によっては相手にアドバンテージを与えかねないため、エターナルガード程の実用性はなさそうです。
エターナルガードが無二の強力なカードであることに疑いの余地はありません。しかし規制をかけるならば、烈流神のように同時に規制すべきカードがあるのではないかと思います。
まとめ
今回の殿堂発表は強引な調整に感じました。
勝敗に直接関わっているとは言えないエターナルガードが1枚だけDP殿堂措置を受けたのは正しかったのでしょうか。10弾リリースしてから様子を見ても良かったと思います。
運営のゲーム調整には感謝していますが、今一度慎重に議論してほしいと思いました。